結論から書きます。「LIFULL介護」は、施設探しの最初の一歩としてはかなり使えました。基本利用は無料で、資料請求も見学予約もお金はかかりません。掲載されている施設数が業界でも最大級なので、まず「うちの地域にどんな施設があるのか」を一気に見渡せる。私が母の施設を探しはじめたとき、いちばんありがたかったのがここでした。
ただ、正直に言うと弱点もあります。掲載が多すぎて逆に迷う、地域によって載っている施設の濃淡がある、資料請求のあと施設から連絡が来る——このあたりは知らずに使うと「あれ?」となるかもしれません。このページでは、母を遠距離で介護しながら実際に資料請求・見学までした私が、いいところも気になるところも全部書きます。
まずは公式サイトを見ておきたい方はこちらからどうぞ。
- 「まずどんな施設があるか見たい」段階では一番ラク
- 基本無料。資料請求・見学予約でお金は取られない
- 強引な入居勧誘は私の場合なし(連絡自体はある)
- 費用は施設によって本当にバラバラ。資料で要確認
- 結局うちは在宅を選んだ。でも探した経験は無駄じゃない
けんじはじめまして、けんじです。母を片道4時間の遠距離で3年介護しました。「施設に入れるべきか」で本気で悩んだ時期に使ったのがこのサイトです。きれいごと抜きで書きますね。
「LIFULL介護」の良い口コミ・評判5選


まずは評判のいいところから。ネット上の口コミと、私自身が使って「ここは良かった」と感じた点をあわせて紹介します。一つずつ見ていきますね。
載ってる施設が多い


運営しているのは「株式会社LIFULL senior」で、不動産情報サイトで有名なLIFULLグループの会社です。だからかもしれませんが、掲載されている施設数は業界でも最大級。全国の有料老人ホームやサ高住、グループホームなどが幅広く載っています。
私が最初に困ったのは「そもそも母の地元にどんな施設があるのか」がまったく分からなかったことでした。ここを開いたら一覧でバーッと出てきて、「ああ、こんなにあるのか」と。最初の全体像をつかむのに、これ以上ラクなものはなかったです。
無料なのに情報が細かい


気になる方が多いと思うので先に書くと、基本の利用も資料請求も見学予約もすべて無料です。お金を取られる場面はありませんでした。
そのわりに、各施設のページには月額の目安や入居一時金、写真、間取り、サービス内容まで載っています。資料を取り寄せる前に、ある程度ふるいにかけられる。介護の知識ゼロだった私でも「ここは予算的に無理だな」「ここは見学だけしてみようか」と判断できました。
電話で気軽に相談できた


サイトには入居相談ができる窓口があって、電話で話を聞いてもらえます。私は「認知症の兆候が出てきた母に、どういう施設が合うのか」がそもそも分からなかったので、ここで一度相談しました。
専門の相談員が、施設の種類のちがいや探し方の順番をかみくだいて説明してくれて。ネットで一人で調べて頭がこんがらがっていた私には、本当に助かりました。電話するのが面倒なら、サイト上の検索だけでも十分使えます。
施設の種類を整理できた


介護施設って、有料老人ホーム、サ高住、グループホーム、特養と種類がいくつもあって、最初はちんぷんかんぷんでした。何がどう違うのか、母にはどれが合うのか、まるで分からない。
「LIFULL介護」は施設タイプごとの解説ページが充実していて、条件で絞り込める。読みながら「うちの母は認知症の傾向があるからグループホームも選択肢かな」と、自分なりに整理できました。探す前の予習ツールとしても優秀だと思います。
強い勧誘がなかった


「資料請求したら入居をしつこく迫られるんじゃ」と身構えていました。でも、私の場合は強引に契約を急かされるようなことはなかったです。
「LIFULL介護」は施設の情報を掲載するモデルなので、運営側が無理に入居をねじ込んでくる構造ではないようです。もちろん資料を送ってくれた施設からの連絡はありましたが、それは次の「気になる口コミ」で正直に書きますね。



営業がこわくて動けない人、多いと思います。私もそうでした。でも実際は思ったより落ち着いていましたよ。
「LIFULL介護」の気になる口コミ・評判3選


ここからは正直な弱点です。提灯記事にはしたくないので、私が引っかかった点と、ネットで見かける不満をそのまま書きます。
資料請求後に連絡が来る


資料を請求すると、その施設から電話やメールで連絡が来ます。これは「LIFULL介護」というより、施設側の対応です。私のときも、見学の日程について何件か電話がありました。
強引ではなかったものの、仕事の合間に何件もかかってくると、正直ちょっと疲れます。連絡が来るのが嫌なら、本当に気になる2〜3件にしぼって資料請求するのがおすすめです。最初から十件もまとめて請求すると、対応に追われます。
地域で情報量に差がある


掲載数は全国でも最大級ですが、それでも都市部と地方では載っている施設の数にどうしても差があります。私の母は地方寄りの地域だったので、都会の友人が見ている画面より選択肢は少なめでした。
地方の方は、ここだけで完結させず、地域包括支援センターやケアマネさんにも並行して相談するといいと思います。サイトに載っていない小さな施設が、地元にはあったりするので。
選択肢が多くて迷う


これは長所の裏返しなんですが、載っている数が多いぶん、どこを見ればいいのか分からなくなります。私も最初、片っ端から見ていたら半日つぶれて、結局何も決まらないという日がありました。
先に「エリア」「予算の上限」「施設タイプ」をざっくり決めてから絞り込むと、ぐっとラクになります。逆に条件を決めずに眺めると、迷子になります。これは経験談です。
資料請求・見学した私の体験レビュー


ここからは、実際に「LIFULL介護」で施設を探した私の話です。きれいにまとまった話ではないです。むしろ、揺れて、迷って、結局決めきれなかった話です。
火の消し忘れで限界を感じた


母の物忘れが目立ってきたのは、3年前の冬でした。電話で「ご飯食べたっけ」と何度も聞く。ある日、コンロの火を消し忘れていたと近所の人から連絡が来て、背筋が冷えました。
私は片道4時間の場所に住んでいて、すぐには駆けつけられません。「このまま一人暮らしは、もう無理かもしれない」。そう思って、夜中にスマホで施設を調べはじめたのが、このサイトとの出会いでした。
資料を見ながら手が止まった


気になる施設を3つほど資料請求して、数日後に分厚い封筒が届きました。写真はどこも明るくて、職員さんの笑顔が並んでいて。でも、料金表を見て手が止まりました。月額に入居一時金、そこに介護サービスの費用も乗ってくる。費用は施設によって本当にバラバラで、一概に「いくら」とは言えないんだと、このとき知りました。
そして何より、パンフレットを広げながら思ってしまったんです。「私は、母を追い出そうとしているんだろうか」と。資料を見る手より、その気持ちのほうが重かった。
見学で見た、ある背中


一件、見学に行きました。清潔で、職員さんも丁寧で、設備にも文句はなかったです。ただ、共有スペースで一人ぽつんと窓の外を見ているお年寄りの背中が、なぜか頭から離れませんでした。
悪い施設だったわけじゃないんです。むしろいい施設でした。ただ、母がここであの背中になるのを想像したら、決めるボタンが押せなかった。見学って、設備を見るだけじゃなくて、自分の覚悟を試される場所でもあるんだなと。
母の「家がいい」の一言


迷った末に、母に直接聞きました。「施設、考えてるんだけど」。母はしばらく黙って、ぽつりと「家がいい」と言いました。それだけでした。
結局、うちは在宅介護を続けることにしました。正解だったのかは、今でも分かりません。自分が倒れたら共倒れになる、という現実もずっと頭にありました。それでも、あの一言を聞いてしまった以上、私は施設に入れることができなかった。
だから言えるのは、探すこと自体は無駄じゃないということです。選択肢を知ったうえで「やっぱり家」と決めるのと、何も知らずに家にしがみつくのは、まったく違います。「LIFULL介護」は、その選択肢を見せてくれました。
「みんなの介護」との比較


私は「LIFULL介護」と「みんなの介護」の両方を使いました。どちらも有名な施設検索サイトです。ざっくり違いを表にまとめます。
| 項目 | LIFULL介護 | みんなの介護 |
|---|---|---|
| 掲載数 | 最大級 | 多い |
| 料金 | 無料 | 無料 |
| 強み | 情報の細かさ | 口コミの多さ |
私の感覚だと、まず全体像をつかんで施設の中身を細かく比べたいなら「LIFULL介護」、利用者の口コミをたくさん読みたいなら「みんなの介護」、という使い分けでした。どちらも無料なので、両方登録して見比べるのがいちばん損がないです。
「LIFULL介護」が向く人・向かない人


正直なところ、合う人と合わない人がいます。両方あげておきます。
- まず地域にどんな施設があるか知りたい人
- 各施設の費用や設備を細かく比べたい人
- 施設の種類から分からず一から学びたい人
- 強引な営業がこわくて動けずにいる人
- 施設からの連絡が一切来てほしくない人
- 掲載の少ない地方で地元密着の施設を探す人
- すでに入居先がほぼ決まっている人
向かない人にあてはまっても、登録して眺めるだけなら無料です。気になるなら一度のぞいてみるくらいで十分だと思います。
「LIFULL介護」の使い方


具体的な使い方の流れは、見たい人だけ開けるようにしておきます。だらだら読む必要はないので、アコーディオンにまとめました。
資料請求の流れを見る
- 公式サイトでエリアと施設タイプを選ぶ
- 気になる施設を2〜3件えらぶ
- 名前・連絡先を入力して資料請求
- 届いた資料で費用や条件を比べる
- 良さそうなら見学を予約する



最初から欲張らず、まず2〜3件。これだけで連絡の負担がだいぶ減りますよ。
「LIFULL介護」のよくある質問


私が探す前に気になっていたことを中心に、よくある質問をまとめました。
- Q利用は本当に無料ですか?
- A
はい。基本の利用も資料請求も見学予約も無料です。私が使ったときも料金を取られる場面はありませんでした。
- Qしつこい営業はありますか?
- A
運営側からの強引な勧誘は私の場合なかったです。ただし資料請求した施設からは連絡が来るので、件数をしぼるのがおすすめです。
- Q運営会社はどこですか?
- A
株式会社LIFULL seniorです。不動産情報で知られるLIFULLグループの会社で、信頼性の面では安心して使えました。
- Qどんな施設が載っていますか?
- A
有料老人ホーム、サ高住、グループホーム、特養など幅広く載っています。施設タイプから絞り込めるので便利です。
- Q費用の相場はどのくらい?
- A
施設のタイプや地域でかなり幅があります。一般に月額10万円台から、入居一時金が高額になる施設もあるので、資料で必ず確認してください。
- Q電話で相談できますか?
- A
入居相談の窓口があり、電話で施設の探し方を相談できます。私もここで施設の種類から教えてもらいました。
- Q資料請求から入居までどのくらい?
- A
施設によりますが、見学や手続きを含めると一般に一か月ほどはみておくと安心です。急ぎの場合は早めに相談しましょう。
- Q途中でやめても大丈夫?
- A
もちろんです。私のように探した末に在宅を選ぶ人もいます。資料請求や見学をしたからといって、入居の義務はありません。
- Q地方でも使えますか?
- A
全国に対応していますが、地域によって掲載数に差があります。地方の方は地域包括支援センターも併用すると見落としが減ります。
- Q他のサイトと併用すべき?
- A
個人的には併用をおすすめします。私も「みんなの介護」と両方使い、見比べることで判断材料が増えました。どれも無料です。
まとめ|「LIFULL介護」は施設探しの最初の一歩に


「LIFULL介護」は、親の施設を探しはじめたばかりの人にとって、最初の一歩としてとても使いやすいサービスでした。掲載数が業界最大級で、無料で、情報も細かい。何から手をつけていいか分からなかった私を、最初の混乱から救ってくれたのは確かです。
もちろん、資料請求後に連絡が来る、地域差がある、選択肢が多くて迷うといった弱点もあります。でも、そこを分かったうえで2〜3件にしぼって使えば、十分にメリットが上回ると思います。
最後に一つだけ。うちは結局、母の「家がいい」で在宅を選びました。それでも、施設を探したこと自体は後悔していません。選択肢を知ったうえで決めることに、意味があると思うからです。あなたが今まさに揺れているなら、まず無料で「どんな施設があるのか」を見てみてください。それだけでも、気持ちが少し整理されるはずです。



一人で抱えこまないでくださいね。まず見てみる、それだけで十分です。あなたの介護が、少しでもラクになりますように。




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