母を看取ったあと、いちばん困ったのは「正しい情報がどこにあるのか分からない」ことでした。
検索して出てくるのは業者の宣伝ページばかりで、制度そのものの説明は後回し。でも期限のある手続きだけは、正確さがないと困ります。
ここには、私が実家じまいと相続のあいだに何度も開き直した公的機関・業界団体のサイトをまとめました。
私の記事はあくまで一人の体験談です。制度や税金の最終確認は、必ずこちらの一次情報でお願いします。
手続きで迷ったら見るサイト
並べているのは、私が実際に開いた順に近いです。まず制度、次に相談先、最後に業者選びの判断材料という並びになっています。
法務省(相続登記)

相続登記は2024年4月から義務になりました。相続で不動産を取得したことを知った日から3年以内に申請しないと、正当な理由がなければ10万円以下の過料の対象になります。
私は母の家の名義をしばらく放置していたので、この期限を知ったときに肝が冷えました。制度の全体像はここで確認できます。
国税庁(相続税)

相続税がかかるかどうかの基準と、申告期限(相続の開始を知った日の翌日から10か月)が書かれているページです。
ネットの解説記事は要約が入るので、金額の話は最後にここで突き合わせるようにしています。
日本司法書士会連合会

名義変更や相続登記を誰に頼むか、で迷ったときに見ています。全国の司法書士会から地元の相談窓口をたどれます。
私は結局、弟と揉めたあとに専門家を入れました。もっと早く相談していれば1年の絶縁はなかったかもしれません。
日本公証人連合会

公正証書遺言の作り方と費用の目安が載っています。親が元気なうちに読んでおくと、あとがだいぶ楽になります。
うちは遺言がありませんでした。だから揉めたとは言い切れませんが、あれば話し合いの土台にはなったはずです。
介護サービス情報の検索

厚生労働省が運営している、全国の介護事業所を条件で探せるサイトです。訪問介護やデイサービスの空き状況を当たるときの入口になります。
遠距離介護だと、現地に行ける日が限られます。行く前に候補を絞れるだけで、体力がだいぶ残りました。
全日本葬祭業協同組合連合会

いわゆる全葬連です。加盟している葬儀社を地域から探せます。
組合に入っているから必ず良い、という話ではありません。ただ、比較する候補をゼロから探すよりは当たりをつけやすいと思います。
遺品整理士認定協会

遺品整理士という資格を認定している団体です。業者選びで何を確認すべきか、の判断材料になります。
私は最初の業者に相場の倍近い見積もりを出されました。あのとき比較の基準を持っていなかったのが、いちばんの反省です。
実際にやり取りをした事業者さん
ここから下は、私がサイトを読んで「この書き方をする会社なら」と思い、自分から連絡を取ってやり取りをさせてもらったところです。掲載料はいただいていません。
不用品回収ECO(仙台)

仙台市と宮城県の広い範囲、それに山形県の一部まで動いている不用品回収の会社です。遺品整理やゴミ屋敷の片付けも受けています。
目に留まったのは料金の書き方でした。基本料金に作業費と運搬費と廃棄費まで含むと先に言い切ってから、金額を出しています。私は実家じまいのとき、最初に呼んだ業者に相場の倍近い見積もりを出されました。あとから「これは別料金です」が積み上がるのが怖い側からすると、この順番はありがたいです。
貴重品の探索が無料と書いてあるのも、通帳や印鑑が出てこなくて焦った経験があると意味が分かります。お焚き上げの手配まで無料で受けてもらえるのは、私は知りませんでした。
仙台市はもちろん、宮城県内の30以上の市町村から山形県の一部までカバーされています。仙台まわりで片付けを頼める先を探している方は、一度相談してみてください。
掲載のご相談について
介護・葬儀・遺品整理・相続に関わる事業者さま、同じテーマで書かれている運営者さまからの掲載のご相談をお受けしています。
掲載料はいただいていません。かわりに、そちらのサイトからもこのページをご紹介いただく相互掲載の形でお願いしています。
ご連絡は kenji@miokurisouzoku.com までお願いします。当方からお送りしたメールへの返信でも結構です。掲載後の取り下げも、ひとことおっしゃっていただければすぐ対応します。
なお、読者の不利益になりそうな内容だと判断した場合は、お断りすることがあります。ここは読者のために作っているページなので、そこだけはご了承ください。
