先に結論から書きます。とにかく安く・スマホで完結させたいならそうぞくドットコム、対面で相談しながら丸ごと任せたいならnocos(ノコス)です。
※本記事にはプロモーション(広告)が含まれます。
私は母の相続手続きでこの2つを最後まで比較して、nocosに決めました。支払いは実費まで含めて総額約26.7万円です。
そうぞくドットコムなら、不動産の名義変更は税込93,500円。迷っていた頃の私がいちばん知りたかったのは「この差額は何の差なのか」でした。
この記事では料金と対応範囲の違い、そして私が安い方を見送った理由まで正直に書きます。読み終わる頃には、自分がどちら側か決められるはずです。
けんじ「安い方でよくない?」と思いますよね。私も最後の最後まで揺れました。
結論:nocosとそうぞくドットコムどっちを選ぶべきか
迷っている人のために、分岐を先に置いておきます。自分がどちらに当てはまるかだけ見てください。
- とにかく安く済ませたい
- スマホで完結させたい
- 不動産の筆数が多い
- 対面で相談したい
- 丸ごと任せたい
- 土日祝に相談したい
不動産の名義変更の料金だけで比べると、そうぞくドットコムがはっきり安いです。93,500円と165,000円で、差は71,500円あります。
ただ、93,500円は通常115,000円からの割引表示中の価格で、今後変わる可能性があります。申し込む前に公式サイトで最新の金額を確かめてください。
で、この7万円の差は手抜きの差ではありません。「人と会って進められるかどうか」に付いた値段の差です。
ここを高いと感じるか、安心料と感じるか。答えはそこで分かれます。
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料金と対応範囲を比較表で見る
口で説明するより表が早いので、2026年7月時点の公式情報を並べます。そうぞくドットコムの最新料金はそうぞくドットコム公式サイトで確認できます。
| 項目 | そうぞくドットコム | nocos |
|---|---|---|
| 運営 | 株式会社AGE technologies | NCPグループ(2004年〜・司法書士など7法人) |
| 不動産の名義変更 | 税込93,500円・何筆でも一律 | 相続スタンダード税込165,000円(戸籍収集・協議書・登記込み) |
| 料金の前提 | 通常115,000円からの割引表示中 | 土地1筆建物1棟・評価額1,000万円以下・相続人4名以下 |
| 預貯金の解約 | 1金融機関49,800円(税抜) | 1金融機関55,000円(税込) |
| 相談方法 | 完全オンライン・対面なし | 対面・ZOOM・出張、土日祝も対応 |
| 実績 | 累計取扱不動産55,000件突破(2025年12月) | 累計受託12.5万件・全国60拠点・307名 |
※登録免許税(固定資産税評価額の0.4%)と戸籍の取得費は、どちらに頼んでも別にかかります。表の料金には含まれていません。
ちなみに、そうぞくドットコムには申請書類の作成だけを16,500円で頼む選択肢もあります。書類さえ整えば自分で法務局に出せる、という人向けの割り切ったプランです。
ここで一度立ち止まると、そもそもどこまで自分でやれるのかが気になると思います。私は自力でやった手続きと外に出した手続きが半々だったので、その線引きは自分でできる相続手続きの仕分けリストに書きました。頼む範囲が決まると、この表の見え方も変わります。
細かい話をひとつ。預貯金の解約は、49,800円に消費税を足すと54,780円で、nocosの55,000円との差は220円です。
比較していた頃、この2つを電卓で並べて「ここは同じ土俵か」とつぶやいた記憶があります。差が出るのは不動産の料金と相談のやり方、この2点だけ見れば十分です。
そうぞくドットコムが向いている人・nocosが向いている人
料金差の正体が分かれば、向き不向きは素直に決まります。順に見てください。
自分の性格と、平日の自由度に照らしながら読んでみてください。
そうぞくドットコムが向く人
ひとことで言えば「相続を事務作業として、最短・最安で片づけたい人」です。画面越しのやり取りに抵抗がなければ、料金の安さをそのまま受け取れます。
不動産の筆数が多い家にも向きます。田畑や山林で筆が分かれている実家だと、何筆でも一律という料金は効いてきます。
ちなみに、登記だけを切り出して地元の司法書士に頼むと、もっと安く上がる家もあります。私も13万円の見積もりを取って並べたので、その中身は司法書士に直接頼んだ場合との比べ方に書きました。
- とにかく費用を抑えたい
- スマホで完結させたい
- 不動産の筆数が多い
- 平日昼間に動けない
逆に言うと、疑問をその場で口頭でぶつけたい人には物足りないはずです。そこは次のnocos側の話になります。
nocosが向いている人
「顔を見て話してから決めたい人」と「窓口をひとつにまとめたい人」です。対面・ZOOM・出張から選べて、土日祝も相談できます。
預貯金の解約や協議書まで含めて丸ごと頼みたい場合も、こちらの方が設計しやすいです。私はこちら側でした。
- 顔を見て相談したい
- 窓口ひとつで任せたい
- 土日祝しか動けない
- 預貯金もまとめて頼みたい
費用は約7万円上がります。それを安心料として払えると思えるかどうかが、線引きです。
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私がそうぞくドットコムを見送った理由
ここからは私の話です。候補をこの2つまで絞ったあと、安い方を見送るまでに何があったかを書きます。
順番にいきます。きれいな話ではないです。
93,500円の安さに揺れた
比較していた頃、そうぞくドットコムの料金ページを深夜に何度も開きました。
93,500円。nocosより71,500円安い。
手元のノートに両方の金額を書き出して、そうぞくドットコムの側に丸を付けていた晩もあります。これは本当の話です。
で、実はこの2つ以外にも候補はありました。専門家を紹介してもらう型のいい相続でも見積もりを取っていて、その顛末はいい相続と比べたときの話にまとめてあります。
実家じまいで相場の倍の見積もりを出された直後だったので、「料金が先に全部見える」仕組みは当時の私に強く刺さりました。あの明朗さは、疑心暗鬼になっている遺族にはありがたいものです。
画面と向き合う気力がなかった
それでも見送った理由はふたつあります。ひとつは、金額の大きい手続きを一度も顔を合わせずに進めることへの不安でした。
もうひとつは、もっと情けない理由です。母を見送った直後の私には、夜にひとりで画面と向き合って入力を進める気力が残っていませんでした。
会社から帰って、書類の束の前に座る。当時はそれだけで精一杯でした。
「次はこれを出してください」と顔を見て言ってくれる人が、あのときの自分には必要だったんです。完全オンラインの手軽さは、気力がある人の手軽さだと思います。
対面で話せる方を選んだ
結局、nocosの無料相談を土曜の午前に入れて、範囲と金額を確かめてから契約しました。払ったのは税込22万円と実費で、総額約26.7万円です。
白状すると、今でも93,500円という数字がふとよぎる日はあります。差額の7万円で何ができたか、つい考えてしまう。
それでも、あの状態の自分に完全オンラインは無理だった。この結論だけは、いま振り返っても変わりません。
nocosを使った顛末は、催促のメールを打った話まで含めてnocosの詳しい体験談に書いています。契約後の空気感を知りたい方はそちらをどうぞ。
あと、どちらに頼むにしても相続人が2人以上いる家なら遺産分割協議書は必ず要ります。中身と必要書類は遺産分割協議書の作り方にまとめたので、見積もりを取る前に目を通しておくと話が早いです。



どちらが優れているかではなく、いまの自分に合うのはどちらか。相続の代行選びは、これに尽きると思います。
nocosとそうぞくドットコムのよくある質問
比較していた頃の私が気にしていたことを、結論から先に答えます。
- Q途中からもう片方に切り替えられますか?
- A
契約前なら自由です。着手後の切り替えは、支払い済みの費用や進んだ書類が無駄になりやすく、現実的ではありません。だからこそ契約前に、そうぞくドットコムの料金ページとnocosの無料相談の見積もりを並べて決めるのが確実です。途中解約時の費用の扱いは、どちらも契約前に書面で確認してください。
- Qそうぞくドットコムが安いのは、何かを削っているからですか?
- A
削っているのは対面の相談窓口です。拠点や訪問対応を持たない分が料金に反映されていると見るのが自然で、手続きが雑になるという意味ではありません。画面越しのやり取りで足りる人にとっては、削減ではなく無駄がないだけです。
- Q預貯金の解約はどっちが安いですか?
- A
ほぼ横並びです。そうぞくドットコムは1金融機関49,800円(税抜)で、税込にすると54,780円。nocosは55,000円(税込)なので、差は220円です。ここで選ぶより、不動産の料金と相談方法で選ぶ方が合理的です。
- Q不動産が複数あるとどうなりますか?
- A
そうぞくドットコムは何筆でも一律93,500円です。nocosのスタンダードは土地1筆建物1棟・評価額1,000万円以下・相続人4名以下が前提で、外れると加算されます。筆数の多い実家なら、料金面ではそうぞくドットコムが有利です。
- Q表の料金以外にお金はかかりますか?
- A
かかります。登録免許税(固定資産税評価額の0.4%)と戸籍の取得費は、どちらに頼んでも別途必要です。私の場合は登録免許税が32,000円、戸籍などの実費が15,000円ほどでした。総額で比べるときは、この分を忘れずに足してください。
そうぞくドットコム単体の口コミや、規約から読み取れる注意点はそうぞくドットコムの評判レビューにまとめています。
まとめ:安さで選ぶか、対面で選ぶか
要点は3つだけです。名義変更の安さとスマホ完結ならそうぞくドットコム、対面相談と窓口の一本化ならnocos、実費はどちらでも別にかかる。
私は対面を取って、総額約26.7万円を払いました。安い方を選ばなかった未練がゼロかと言われると、正直ゼロではありません。
でも、母を見送った直後の判断としては、あれで良かったと思っています。手続きは終わり、実家の名義は変わり、私は一度も後戻りしませんでした。
迷っているなら、材料を並べるところまでは無料でできます。そうぞくドットコムは料金ページを見る、nocosは無料相談で見積もりをもらう、それだけです。



金額だけでなく「いまの自分に、ひとりで入力を進める気力があるか」も判断材料に入れてくださいね。
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