先に結論から書きます。菩提寺のない我が家では、母の四十九日と一周忌の読経を「よりそうお坊さん便」で手配しました。お布施は初回が35,000円、一周忌は50,000円でした。
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怪しい会社なのか、先に答えておきます。運営は株式会社よりそう(旧みんれび)で、2009年設立の品川区の会社です。提携僧侶は1,200名を超えます(2026年6月時点)。
悪い面も隠さず書きます。「追加費用が一切ない」わけではありません。墓への移動や僧侶の複数手配では、別料金が乗ります。
この記事では、他の利用者の口コミと、私自身が四十九日で頼んだときの流れを、いい面も悪い面も提灯記事にせず書きます。読み終わる頃には、自分の法要で頼んでいいか決められるはずです。
けんじ「ネットでお坊さんを呼ぶなんて失礼じゃないの?」と迷っている人にこそ読んでほしいです。当日の流れも、お布施の渡し方も、全部書きます。
\菩提寺がなくても法要は頼める/
宗派がわからなくても相談できます
よりそうお坊さん便の良い口コミ・評判
私の体験だけだと偏るので、まず他の利用者の声から。調べていて多かった良い評判を3つにまとめました。
順に見ていきます。私の実感と重なる声が多かったです。
前日に僧侶から電話が来た
60代男性「前日にお寺さんから挨拶の電話があって、当日も早めに来てくださいました。派遣と聞いて身構えていたので、拍子抜けするくらい丁寧でしたね」
50代女性「初めての法要で不安だったんですけど、事前のお電話で当日の流れを一つずつ教えてもらえました。それだけで気持ちが落ち着きました」
この事前の電話は、私も同じように受けました。顔も知らない僧侶にいきなり来てもらう不安が、一本の電話でだいぶ和らぎます。
菩提寺がなくて初めて法要を出す人ほど、この一手間はありがたく感じるはずです。
明朗会計で安心できた
50代女性「お布施をいくら包めばいいか悩まずに済んだのが一番でした。金額が先に決まっていると、こんなに気が楽なんですね」
40代男性「お車代やお膳料を別に用意しなくていいと言われて、封筒をいくつも作る手間が消えました。清々しい会計でした」
お布施の相場がわからず、額で悩む人は多いです。お車代・お膳料・心づけが料金に含まれ、別途不要なのは、初めての遺族には心強い設計だと思います。
私も、袋をいくつも用意する気疲れがなかったのは正直助かりました。
急な手配にも応じた
60代男性「深夜に近い時間の急な依頼だったのに、数時間で僧侶を手配してもらえました。菩提寺のない我が家では、これは本当にありがたかった」
40代女性「二度目のお願いのとき、前回と同じ僧侶さんを指名できました。母を知ってくださっている方だと、こちらの気持ちも違います」
提携僧侶が全国に1,200名を超えるため、急ぎや地方でも手配が回りやすいようです(2026年6月時点)。
同じ僧侶を指名できるかは、地域や空き状況によります。希望があるなら、申込のときに伝えておくと通りやすいです。
よりそうお坊さん便の気になる口コミ・評判
先に正直に書くと、いい話ばかりではありません。派遣という仕組み上、避けにくい弱点もあります。見つかった範囲の気になる声を、隠さず載せます。
どれも先に手を打てば防げる類ですが、判断材料としてそのまま出します。
名前を取り違えられた
50代男性「若い僧侶さんが、故人である母ではなく喪主の私の名前で読経を始めてしまって。途中で気づいて直してもらいましたが、少し慌てました」
60代女性「定額を先に支払っていたのに、読経のあとで『お布施は』と聞かれて驚きました。手配側と僧侶さんの間で、情報がうまく伝わっていなかったようです」
これは手配サービスと現場の僧侶の連携が抜けたときに起きる、派遣ならではのつまずきです。菩提寺のように長年の付き合いがない分、こちら側の確認が要ります。
当日、僧侶が来たら故人の名前と戒名、支払い済みかどうかを一言伝えておくと、この手のすれ違いはほぼ防げます。
僧侶によって差がある
40代女性「毎回同じ方とは限らないので、当たり外れがゼロとは言えません。前回の方がとても良かったぶん、比べてしまいました」
50代男性「掛け持ちで回っているなら、もう少し安くてもいいのにとは思いました。読経自体に不満はなかったですけどね」
登録僧侶が多いということは、裏を返せば毎回違う人になる可能性があるということです。所作や話し方の丁寧さに、多少のばらつきは出ます。
気に入った僧侶がいたら、次回に指名を頼むのが現実的な対処です。私も二度目は同じ方をお願いしました。
解約の記載が不安
60代男性「キャンセルの条件が気になって、結局電話で確かめました。ページだけだと少し不安が残ったので」
日程が動きやすい法要では、キャンセル条件は先に確かめたいところです。当日の2日前までは無料ですが、前日と当日は実施相当額がかかります。
体調や親族の都合で揺れそうなら、日程を確定させてから申し込むほうが安全です。迷う段階なら、電話で条件だけ聞いておくといいです。



気になる声は「連携ミス・僧侶の当たり外れ・解約条件」の3つに集約されます。ここから、私の体験談で答え合わせしますね。
菩提寺のない我が家の四十九日で使った私の体験談レビュー
ここからは、頼んだ本人にしか書けないことだけを書きます。よかったことも、うーんと思ったことも順不同で。
まず、そもそもなぜ派遣に頼ったのかから。
菩提寺がなくて困った
我が家には、代々世話になっているお寺がありませんでした。母の葬儀は小さなお葬式の定額プランで出したものの、四十九日の読経を誰に頼むかで手が止まったんです。
近所の寺に飛び込みで頼むのも気が引ける。親族に聞いても、菩提寺のあるうちばかりで話が通じない。
お布施をいくら包めばいいのかも、正直まるで見当がつきませんでした。この「相場がわからない」が、いちばん重かった。
金額が先に決まっているサービスがある、と知ったとき、正直ほっとしたのを覚えています。
その定額に腹を決められたのも、葬儀のときに3社の相見積もりを取って相場を見ていたからです。危篤の夜に何をしたかは安心葬儀で相見積もりを取った話に書いています。
申込の電話は20分
申込は電話で、20分ほどでした。宗派を聞かれましたが、母の宗派があやふやでも、その場で相談に乗ってもらえました。
数日後、資料が郵送で届きました。中に、お布施を入れる袋まで同封されていたのには少し驚きました。
何を用意すればいいか迷わせない、この気配りは地味に効きます。喪主は、細かいことを決める気力が残っていないものなので。
事前の電話で安心した
法要の数日前、担当してくださる僧侶ご本人から電話がありました。当日の流れと、こちらで用意するものを一つずつ確認する内容です。
顔も知らない人に来てもらう気まずさが、この一本でほどけました。声を先に聞いているだけで、当日の緊張がまるで違う。
派遣の僧侶に冷たいイメージを持っていた自分が、少し恥ずかしくなりました。
当日は袈裟姿で来た
当日、僧侶は約束の30分ほど前に、きちんと袈裟姿で到着しました。この時点で、身構えていた肩の力が抜けたのを覚えています。
読経に魂入れ、そして納骨のお勤めまで含めて、かかった時間は30〜40分ほどでした。そのあと、短い説法もいただきました。
服装は、私は喪服で通しました。一周忌までは喪服、三回忌以降ならダークスーツでも差し支えないと後で教わりました。
菩提寺の法要と、体感でほとんど変わりません。読経の最中は、そんなことを考える余裕もありませんでした。
お布施は袋で手渡した
お布施は、同封されていた袋に現金35,000円を入れて、読経が終わったあとに手渡しました。額が決まっているので、包むときに迷いがありません。
ひとつ気になった点を正直に。私のときは、領収書は出ませんでした。会社の経費などで要る人は、申込のときに確認しておくと安心です。
お車代やお膳料を別に渡す必要はありませんでした。「お気遣いは不要です」と先に言ってもらえたので、こちらも構えずに済みました。
僧侶の手配とは別に、四十九日は香典返しや引き出物でも迷います。金額の目安は香典と法要のマナーにまとめたので、当日の段取りごと確認しておくと安心です。
一周忌は5万円だった
翌年の一周忌でも、また同じ手配で頼みました。ここで初めて知ったのが、2回目以降のお布施は50,000円になるということです。
初回の35,000円だけを見て「一律だ」と思い込んでいたので、少しだけ身構えました。四十九日と一周忌で額が違う点は、先に知っておくといいです。
とはいえ、菩提寺がないまま自分で相場を探して包むことを思えば、額が明示されている安心のほうが私には勝りました。
あと、四十九日と一周忌のあいだには初盆が挟まります。何をいつまでに用意するかは初盆の準備リストに書き出しました。



失礼にならないか、当日気まずくないか。私が抱えていた不安は、どちらも杞憂でした。菩提寺のない家には、素直に助けになる仕組みだったと思います。
よりそうお坊さん便が向いている人・向かない人
使ってみて分かった向き不向きを、正直に書きます。誰にでも合うサービスではないので。
向いている人
いちばん合うのは、私のように菩提寺を持たない家です。頼むお寺のあてがなく、お布施の相場もわからない状態を、まるごと引き受けてくれます。
- 菩提寺・付き合いの寺がない
- お布施の額で悩みたくない
- 宗派がよくわからない
- 急ぎで僧侶が要る
向かない人
逆に、はっきり向かない人もいます。すでに菩提寺があるなら、まずそちらへ相談すべきです。
とくに寺院墓地に納骨する家は要注意です。菩提寺に無断で派遣僧侶を呼ぶと、後の法要や納骨を断られる恐れがあります。
- 菩提寺との付き合いがある
- 寺院墓地に納骨する予定
- 同じ僧侶に長く頼みたい
菩提寺があっても事情で頼みたい場合は、必ず先に菩提寺の許可を取ってください。公式も、無許可のケースは手配を受けないと明言しています。
よりそうお坊さん便の特徴・料金【2026年時点】
頼む前の私が気にした料金まわりを、確定している範囲でまとめます。金額はいずれも2026年7月時点の公式表記です。
料金は初回3万5千円
法要の読経は、初回35,000円、2回目以降は50,000円です。この中に、読経・法話・開眼や納骨の法要・宗派指定料・心づけ・お車代・お膳料まで含まれます。
ただし「追加が一切ない」わけではありません。法要の場所から墓へ移動する場合は移動ごとに1万円、僧侶を複数呼ぶ場合は1名につき1万円が加算されます。卒塔婆などもオプション扱いです。
対応するのは四十九日や一周忌などの年忌、初盆、彼岸、納骨、開眼などです。葬儀の読経は35,000円からで、宗派は問いません。
戒名は別料金になる
戒名の授与は、読経とは別料金です。信士・信女で20,000円、居士・大姉で60,000円、院居士・院大姉で200,000円が目安になります。
浄土真宗や日蓮宗は、戒名の考え方そのものが違うため別体系です。納期は10日以内が目安とされています。
読経の定額に戒名は含まれない、ここは勘違いしやすいので先に押さえておくといいです。
戒名の位で額がここまで変わる理由と、菩提寺に頼んだ場合の相場はお布施と戒名の相場をまとめた記事に書きました。比べてから決めても遅くはないです。
支払いと解約の条件
支払いは、施行後の現金一括のほか、クレジットカードやNP後払いに対応します。カードはVisaとMastercardのみでJCBは使えず、分割もできません。
キャンセルは、当日の2日前までなら無料です。前日と当日は実施相当額がかかるので、日程が固まってから申し込むのが安全です。
檀家になる必要はなく、1回ごとに頼めます。継続的な付き合いを求められない点は、菩提寺との大きな違いです。
申込から当日までの流れ(タップで開く)
- 電話で申込(約20分・宗派があやふやでも相談可)
- 3〜4日で資料が郵送(お布施袋が同封される)
- 担当僧侶から事前に電話(当日の流れを打ち合わせ)
- 当日は僧侶が30分ほど前に袈裟姿で到着
- 読経・魂入れ・納骨で30〜40分、そのあと説法
- 読経後にお布施袋を手渡し(領収書は要確認)
菩提寺・他の頼み方と比べてみた
お坊さんを頼む方法は、派遣サービスだけではありません。菩提寺のない我が家が、どう考えて選んだのかを書きます。
| 頼み方 | お布施の決め方 | 向く人 |
|---|---|---|
| 菩提寺に頼む | 寺との関係で相談 | 付き合いのある家 |
| 知人の紹介 | 相場を自分で調べる | 紹介先がある人 |
| 自分で寺を探す | 都度たずねて確認 | 時間と伝手がある人 |
| よりそうお坊さん便 | 定額(初回35,000円) | 菩提寺がない人 |
※お布施の考え方を整理したもので、各寺院で額は異なります。派遣サービスの料金は前章のとおりです。
菩提寺があるなら菩提寺
これは迷う余地がありません。付き合いのある寺があるなら、まずそこへ相談するのが筋です。
納骨や今後の法要まで見据えると、長い関係のある寺のほうが結局は動きやすい。派遣を挟むと、かえってこじれる場合があります。
自分で寺を探す手もある
菩提寺がなくても、近所の寺に自分で頼む道はあります。地域に根ざした寺と縁ができるのは、長い目で見れば利点です。
ただ、飛び込みで額を尋ねる気疲れは相当なものでした。私はそこで心が折れて、定額の手配に流れた口です。
私がよりそうにした理由
決め手は、額が先に見えることと、宗派があやふやでも相談できることでした。菩提寺のない状態から、いちばん少ない気力で始められたのがこれだったんです。
菩提寺のある人にまで勧める気はありません。あくまで、頼るお寺のない家にとっての現実解だと思っています。
よりそうお坊さん便のよくある質問
頼む前の私が気にしていたことを、結論から先に答えます。料金の細かい点もここにまとめました。
- Qお布施はいくらですか?
- A
法要の読経は初回35,000円、2回目以降は50,000円です。この額に読経・法話・宗派指定料・心づけ・お車代・お膳料まで含まれ、これらを別に包む必要はありません。ただし墓への移動(1移動1万円)や僧侶の複数手配(1名1万円)、卒塔婆などは別途かかります。
- Q追加費用は本当にないのですか?
- A
「一切なし」ではありません。法要場所から墓への移動、僧侶を複数呼ぶ場合、卒塔婆などのオプションは加算されます。お車代・お膳料・心づけが不要、というのが正確な言い方です。自分のケースで総額がいくらになるかは、申込時に確認してください。
- Q戒名もお願いできますか?
- A
戒名の授与は読経とは別料金で、信士・信女20,000円、居士・大姉60,000円、院居士・院大姉200,000円が目安です。浄土真宗や日蓮宗は別体系になります。納期は10日以内が目安です。読経の定額には戒名は含まれない点に注意してください。
- Q菩提寺があっても頼めますか?
- A
菩提寺がある場合は、必ず先にその許可を得てください。無許可のケースは公式が手配を受けません。とくに寺院墓地では、派遣僧侶の戒名を菩提寺が認めず、納骨を断られる恐れがあります。付き合いのある寺があるなら、まずそちらへ相談するのが安全です。
- Q支払い方法は選べますか?
- A
施行後の現金一括のほか、クレジットカードとNP後払いに対応します。カードはVisaとMastercardのみでJCBは使えず、分割払いもできません。現金で渡す場合は、同封される袋に入れて読経後に手渡す形が基本です。
- Qキャンセルはできますか?
- A
当日の2日前までは無料です。前日と当日は実施相当額がかかります。法要は日程が動きやすいので、確定してから申し込むほうが安全です。迷う段階なら、電話で条件だけ確かめておくといいです。
- QAmazonで買えなくなったと聞きました
- A
2019年10月にAmazonでの取り扱いは中止されました。ただしサービス自体は続いており、2020年11月に「お坊さん便」から「よりそうお坊さん便」へ名称が変わっただけです。終了したわけではないので、公式サイトから申し込めます。
- Q毎回同じ僧侶に頼めますか?
- A
地域や空き状況によりますが、指名を頼める場合があります。私は二度目の一周忌で、四十九日と同じ僧侶をお願いできました。希望があるなら、申込のときに伝えておくと通りやすいです。ただし必ず同じ人になる保証はありません。
まとめ:菩提寺のない我が家が僧侶手配で救われた話
最後にもう一度、正直な結論を。菩提寺のない我が家は、母の四十九日と一周忌の読経を、この手配サービスで無事に済ませました。
お布施は四十九日が35,000円、一周忌が50,000円。額が先に見えていたことが、初めての喪主にはとにかく心強かったです。
気になった点も隠しません。領収書は出ませんでしたし、2回目から額が上がるのは事前に知りたかった。菩提寺のある人には、そもそも勧めません。
それでも、頼るお寺のないまま相場のわからないお布施に頭を抱えていた自分を思うと、この仕組みには素直に助けられました。失礼になるという心配も、当日には消えていました。
お葬式そのものの頼み方に迷う方は定額プランで葬儀をした体験談を、法要の段取り全体は香典と法要のマナーをまとめた記事もあわせてどうぞ。



菩提寺があるなら、まずそちらへ。ない家にとっては、額が決まっている安心は大きいです。宗派がわからなくても、まず電話で相談してみてください。
\菩提寺がなくても法要は頼める/
宗派がわからなくても相談できます










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